問い合わせフォームの改善で、問い合わせ数を劇的に伸ばす
お問い合わせが少ないホームページについて。
ホームページの大きな役割の一つに、お客様のお申し込受付(しかも24時間対応)という誠にありがたい機能があります。
これが十分機能しなければ、そのホームページは半分死んでおります。
今すぐに「リニューアル」をしたほうが良さそうですが、その前に現状を把握してみましょう。
問い合わせ方法は3つ
まず、アクセスされたお客様の行動を考えてみます。
ホームページ経由の問い合わせ方法を「多い順」に並べると
1位 問い合わせフォームから
2位 ホームページ記載の電話から
3位 メールから
当たり前のような結果ですが、1位は「フォーム」で、ダントツです。
経験上、2位の「電話」と3位の「メール」はほぼ互角です。
問い合わせの率は、業種・商品にもよりますが1日100前後のアクセスで
1週間に2~3件、1カ月で10~15件ほどです。
この数値をかなり下回る場合は、対策を考えなければいけません。
フリガナ(※必須)は完全NGです
さて、問い合わせフォーム改良時の注意点は「入力欄の数を最小限にする」ことです。
例えば、資料請求の場合だと【発送先の住所】と【名前】の2点あれば資料は届きます。
お客様はこれ以上の情報提供に意味を感じません。
運営者側からすれば、メールアドレスを収集したい、電話番号を知りたい、性別、年齢、フリガナにアンケート・・・。欲しい情報にはキリがありません。
でも、これは管理者側の問題でお客様には全く関係がありません。
むしろ、個人情報を入力する事への抵抗や、項目を入力する事が面倒になり、いとも簡単にお客は逃げてしまいます。
これをフォームからの直帰率(離脱率)と呼びますが、この比率を下げることは、アクセスアップと同じくらい重要な施策です。成功すれば、問い合わせ件数が劇的に増えます。
問い合わせフォームの直帰率を下げるには
1. お客様にとって不必要な入力項目を減らす
2. 個人情報に関わる項目を入力させない、必須としない
3. 最後にキャンセルボタンを設置しない(操作ミスによる入力削除を予防)
などが挙げられます。
上記【住所と名前の2点】だけのお問い合わせフォームは、現実的には
あり得ませんが、それぐらいシビアに考えたほうが良いということです。
フリガナに(必須)なんてしていると、毎日何人ものお客様から嫌われてしまうので
せっかくのホームページが台無しになってしまいます。